何といっても大きな塊肉が食欲をそそる
バーベキュー=肉料理というイメージが強いでしょう。肉を焼くイメージ写真が多いこともその要因かもしれません。
ジュージューする肉の焼ける音は、確かに食欲をそそります。肉料理さえあれば大満足という人もいることでしょう。
肉好きを満足させるには、何といっても大きな塊肉を用意して焼いたり、煮込んだりする料理がおすすめです。
豪快に網の上やダッチオーブンなどを使うと、簡単で、見た目にも豪華な肉料理が完成します。
ダッチオーブンがあると本当に重宝し、肉料理だけでなく、煮る料理や米を炊くことにも応用できますから、自家用で持っていても困ることはないでしょう。
塊肉の美味しさを引き出すコツは、下味をつけておくこと、焼くなら焼き上がってからアルミホイルで2~3分寝かせること、煮るなら強火すぎないことがポイントになります。
料理内容によって、肉の種類や部位にこだわって購入すれば、さらに美味しい肉料理になることでしょう。
もし、事前の時間があるなら、オリジナルの自家用タレを作っておけば、一段と肉料理を食べる時の味がアップします。
肉料理での食中毒には特に注意したい
夏のバーベキューの食中毒は、年間の3割にものぼるといいます。気温や湿度が高く、食中毒の原因となる細菌が増殖しやすいからです。
最近は、肉を焼く時と食べる時の箸を別にすることや、肉と魚、肉と野菜、魚と野菜の箸を別にすることなどはだいぶ周知されてきました(まな板も同じ)。それでもまだまだ徹底していない人もいます。
肉をつかむ場合は、特に気をつけなければなりません。また、肉料理でレアやミディアムで食べる場合は、夏にはあまりおすすめはできません。
肉の保存状態が良くでも、加熱が不十分な場合には食中毒に発展することもあるからです。せっかくのバーベキューに水をささないためにも、肉料理をする際の過熱には十分注意したいものです。
焼く場合によく焼くと、肉が固くなることになりますので、加減が難しいところでしょう。